歯ぎしりが歯の寿命を決める!?

2021.3.28

歯を失う原因の第一位は歯周病、第二位は虫歯、第三位は破折です。
破折、歯を折ると聞くと原因は外傷(転ぶ、事故など)と思われるかと思いますが、実は自分の力で歯を折る事が大半です。
では自分の力で歯を折るって一体どんな状況なのでしょうか。

噛む力は男性は60Kg、女性は40Kgと言われています。
だいたい体重くらいの力がかかっていますが、睡眠時の噛みこむ力は100Kg以上と言われています。
起きてる時には絶対に出せない力が無意識下では出ていて、ものすごい力が顎と歯にかかっているという事になります。

ブラキシズムのうち、一般的に歯ぎしりと言われる「グラインディング」や「タッピング」は寝てるときにギリギリやカチカチと音がすることがあるのでパートナーや家族に指摘されることがあるかもしれませんが、噛みしめる「クレンチング」は音がしないことがほとんどです。その為なかなか気づきにくいのが現状です。
※前回の「歯ぎしりの種類と体に与える影響とは?」をご参照ください。

では自分が歯ぎしり(ブラキシズム)をしているのかどうやって判断すればよいのでしょうか。
歯ぎしりをしていると起こりやすい特徴にいくつあてはまるかチェックしてみてください。

歯ぎしりチェックリスト

1・朝起きると全身や顎が重く、だるいなど疲れを感じる
2・肩こりや頭痛、腕がしびれたり痛みがある
3・歯ぐきが下がり、歯の根元がみえていたり根元が削れている
4・冷たいものしみる(知覚過敏)
5・歯の噛む面が削れて平らな部分がある
6・歯や詰め物が欠けていたり、ヒビが入ってる歯がある
7・頬の内側や舌に噛んだ跡の皺がある
7・口を閉じると上の歯と下の歯があたっている
8・考え事や集中している時、無意識に噛んでいる
9・詰め物やかぶせ物がよく取れる
10・口が開きにくい
11・物が詰まりやすくなった、歯と歯の間が開いてきた
12・顎が張ってきたり左右差があったり顔の歪みが気になってきた
13・原因不明の耳鳴りが続く

いかがでしたか?
1個でも当てはまった方は歯ぎしりしている可能性があるので一度かかりつけ歯医者さんで相談してみてください。

ブラキシズムの原因はいろいろありますが姿勢が悪いことも。
第一頚椎(首の骨)が歪むとそのうえにある頭蓋骨の一部も歪みます。その一部に顎関節(顎の骨)が含まれます。
そして全身の姿勢の悪さや骨盤の歪みなどは頸椎や顎関節に悪影響を及ぼします。
猫背や頬杖、うつ伏せや横向きの姿勢で寝るのも顎がずれる原因となります。
またその反対も。歯ぎしりや噛み合わせによって顎がずれると頸椎が歪み、体のバランスが崩れるきっかけになる事もあります。
小さな一つ一つズレがストレスとなったりバランスを整えようと歯ぎしりするとも言われています。

姿勢がいいと見た目や印象がよく若く見えたりと外見がいい事だけではなく、肺が圧迫されないので呼吸しやすくなり、しっかり酸素が全身にいきわたりやすくなります。そうすると自律神経が整い不眠や便秘が解消されたり基礎代謝が上がり健康や美しい体系維持にも。
体のバランスは全身の健康のバランスにもかかわるのできれいな姿勢で患者様をお迎えできるように心がけたいです。