歯磨き粉で歯は白くなる?歯科医が正しい選び方を解説
公開日:2025.03.20
更新日:2025.03.20
「歯磨き粉で歯は白くなりますか?」という質問をよくいただきます。
結論として、一般的な歯磨き粉では歯そのものの色は白くなりません。
ホワイトニング歯磨き粉は「ステイン(着色汚れ)を落とす」と表現しているものが多いのですが、研磨剤で歯の表面を削って白く見せるタイプには注意が必要です。
ホワイトニング効果を謳う歯磨き粉の中には、「研磨剤」が含まれているものがあります。
粒の大きい研磨剤が入っていると、歯の表面を傷つけるリスクがあります。
歯の表面に付着した茶渋などの汚れを落とすことはできますが、表面が傷つくと、逆に汚れがつきやすくなり、すぐにまた着色してしまうことがあります。
一時的に白く見えても、長期的にみると歯の健康を損なう可能性があるため、粒子の細かい低研磨のものを選ぶのがおすすめです。
また泡立ちの良い歯磨き粉にも注意が必要です。歯磨き粉の中には、泡立ちを良くする「発泡剤」が含まれているものがあります。
泡が多すぎると、口の中がすぐにいっぱいになり、十分な時間をかけて磨くのが難しくなることがあります。
発泡剤としてよく使われる「ラウリル硫酸ナトリウム」には、歯磨き後に食べ物の味が変わる原因になったり、口内炎のリスクがあるとも言われています。
粘膜は皮膚よりも吸収しやすいため、できるだけ刺激の少ない成分の歯磨き粉を選ぶことが、長く安心して使うポイントです。
まとめ
・歯磨き粉だけでは歯の本来の色は白くならない
・研磨剤入りのものは使い方に注意が必要
・泡立ちが多い歯磨き粉は、しっかり磨く妨げになることがある
・ラウリル硫酸ナトリウムなどの発泡剤は刺激になることも
ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際は、成分をしっかりチェックして、歯に優しく、長く使えるものを選ぶことが大切です!
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