バクテリアセラピーとロイテリ菌

2020.11.11

バクテリアセラピー

人体には重さにして約2Kgのバクテリアが常在しており、善玉菌と悪玉菌と日和見菌のバランスが健康状態に影響を及ぼしています。「バクテリアセラピー」とは、体内菌のバランスを整えることで病気の治療や予防を行う医療技術です。

 ロイテリ菌はヒトの母乳・口腔由来の乳酸菌です。母乳などを通じて母体から赤ちゃんに受け継がれて来た自然な乳酸菌ですが、投薬治療や食品添加物などによって現在は保有者が少ないのが現状です。

 胃酸や胆汁酸によって死滅する乳酸菌もあるなかで、ロイテリ菌はしっかり生きて腸まで届き定着しやすい性質があります。ロイテリ菌はWHO/FAOが定めるプロバイオティクス(体にいい働きをする生きた微生物の事)の要件をすべて満たしており生きて腸まで届きます。

 一般的に善玉菌と呼ばれている乳酸菌のほとんどが、ヒトの体に必要な常在菌を抑えることもわかっていますが、ロイテリ菌はヒトの体にとって有害な悪玉菌を感知した時だけロイテリンという天然の抗菌物質を産生し、ヒトにとって有益な常在菌に対してはこのロイテリンを産生しません。そしてヒト由来の乳酸菌なので副作用が無く、乳幼児から高齢者まで安心してお使いいただけます。抗菌剤を避けたい赤ちゃんや妊婦の方、抗菌剤の常用によって副作用に悩まされている高齢者の方には、特におすすめです。

ロイテリ菌の効能

1.虫歯菌・歯周病菌・口臭の原因菌を減少させる
虫歯や歯周病や口臭の予防に。また歯周病を予防することは糖尿病や心筋梗塞・脳梗塞また認知症などの予防にもつながります。

2.便秘解消
悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にし自然なお通じを促します。

3.美肌効果
便秘が解消されたり腸内環境が整うと吹き出物などのトラブルの回避が期待でき、また腸の蠕動運動が活発になることで新陳代謝がよくなり肌荒れを予防します。

4.ピロリ菌の抑制効果
ロイテリンにはピロリ菌を除菌する働きがあります。

5.免疫向上
免疫システムをコントロールし、アレルギーやアトピーを改善します。

6.乳児疼痛の緩和
赤ちゃんの夜泣きの原因の一つに乳児特有の激しい腹痛「疝痛」があげられます。
ロイテリ菌により腸内の細菌バランスが整うと、夜泣きの時間が減少するといわれています。
また夜泣きに適切な対処がされなかったまま育った子供達はアレルギー発症率が3.5倍~6倍も多いことが研究で分かっています。

原因は泣く行為そのものより、泣いてる原因である腸内細菌の形成不全が放置されたまま育つことによる部分が多いと考えられています。
人間は生後2歳くらいまでにほぼ成人になったときの腸内細菌のバランスと菌質が決まるといわれています。
ロイテリ菌を使ったバクテリアセラピーは風邪ですら大きなリスクとなるNICU(新生児集中治療室)などでも実施されている安心・安全な療法です。

7.赤ちゃん虫歯予防
虫歯菌は3歳頃までに赤ちゃんの周りの大人達から感染すると言われています。
ロイテリ菌は虫歯菌の働きを抑制するので両親ともにケアすることをおすすめします。

8.ペットの健康維持に
虫歯や歯周病を原因とする全身疾患や歯の脱落を予防し腸内細菌を健やかに保つことで糞食などの奇行を起こしにくくなることが分かっています。(※ペット用のロイテリ菌をお使いください。)

※本記事は転載禁止となっております。予めご了承ください。



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