患者さんとの小話「欧米でマスクがなかなか浸透しなかった理由」

2020.11.2

コロナでマスク生活が常識になってるこの頃ですが、日本人ってマスク大好きですよね。

春と秋は花粉症対策、冬は風邪やインフルエンザ予防や乾燥対策、飛行機に乗ればマスクをして、アーティストの方は喉の保護だったり芸能人では変装に使用したり。
マスクしていれば化粧しなくても外出できたり(そんな女性の方も多いはず!)

コロナ前からマスクに慣れ親しんでる私たちは、コロナ対策でマスクをすることに特に抵抗がない人も多かったのではないでしょうか。
私もそのうちの一人です。

そんななか、アメリカをはじめとする欧米ではなかなかマスクが浸透しませんでした…。
コロナに感染したトランプ大統領でさえ、マスクをせずにメディアの前に出ているので今でも浸透してるとは言えない状況です。

欧米でマスクがなかなか浸透しない理由は、欧米の方たちは「口元で表情を読み取る」からだそうです!

顔の中で一番顕著に表情が現れるのは口元で、感情を偽りにくいのは目元だそうです。
感情を表に出す文化の欧米ではコミュニケーションを口元で行い、感情を表に出さない文化の日本人は目元で気持ちを汲み取っているようです。
確かに私たち日本人は目を見て話すように育てられてきましたし、「目は口元ほどにものをいう」ということわざもあるくらいです。

そして、欧米人は「口の動きを見て音を予測している」事も理由の一つだそうです。
英語母国者は口の動きを見ながら一瞬後に聞こえる音の候補を絞り込みながら話を聞いているんだとか!
また欧米の方は目の色素が薄い人が多く目の保護の為にサングラスをしている人が多いのも理由の一つだと言われています。サングラスしてマスクをしていたら表情わかりませんよね。

ニュースみてて、マスクすればいいのにって思ってた私にとって、患者さんからのこの情報はとても納得しました。
そして欧米の方はそんなにも口元に注目してるんだってこと改めて感じました。

また口元の清潔感や歯並びなど私たち日本人以上に気にしている理由も理解できました。
だって話している間ずっと口元見ているなら清潔感や歯並び気になりますよね。
まるで職業病の私たちみたい!

文化の違いは理由がわかるととても興味深いですね。