口ゴボ(くちごぼ)の原因となる習慣と治し方
公開日:2025.02.16
更新日:2025.03.07
普段やってしまっている?口ゴボ(くちごぼ)になる習慣をご紹介します。
「口ゴボ」とは、上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)とも呼ばれ、下の歯や前歯が突き出ている状態を指します。これは、口を開けて呼吸をしてしまうことや、舌が前歯を押す習慣によって引き起こされることがあります。
多くの人が無意識に前歯を押してしまったり、口呼吸をしていることに気づいていないのです。特に舌の位置が大切で、上顎の正しい位置(上顎洞)に舌を置くことができれば、鼻呼吸がスムーズにできるようになります。子どもの頃から舌を正しい位置に保つことが、健全な歯並びの維持に繋がります。
しかし、舌の力が弱くなると、前歯を舌で押してしまう癖がついてしまいます。これが続くと、かつては良好だった歯並びが徐々に変化し、出っ歯の状態になってしまうことがあります。特に、食事や飲み物を摂取するときに舌を押し当てることが癖になっている場合もあります。
このような習慣を改善するためには、舌のトレーニングが非常に効果的です。
舌の筋肉を強化することで、前歯に対する圧力を減らし、口元の健康を保つことができます。
また、スマートフォンを使用して下を向く姿勢も、ストレートネックを引き起こし、悪影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
口ゴボは単なる見た目の問題だけでなく、噛み合わせや顔のバランスにも関わる重要な問題です。早期に気づいて改善に取り組むことで、将来的な歯並びや健康を守ることができます。
特に、舌のトレーニングや姿勢の改善は、自己改善の一環として非常に有益なので、ぜひ普段から実施してみてくださいね。