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「日本皆歯科検診」で話題。健康寿命を延ばすためになぜ歯科検診が必要なのか

2022.06.29

経済財政運営の基本指針「骨太の方針」の原案に、「国民皆歯科健診の具体的な検討」との一文が盛り込まれたことで、メディアで歯科検診の必要性について報道されることが増えました。
「歯科検診が義務づけられる」という文脈で、国民皆歯科検診(こくみんかいしかけんしん)のことをテレビやWEBメディアで目にした方も多いのではないでしょうか。歯の健康を維持することで、健康寿命を延ばし、医療費の抑制を目指すことを目的に検討が進められているようです。

健康に年を重ねていくためには歯の健康が不可欠であることが広く認められるようになって、私たちもとても嬉しいです。

考えてみてください。
仮に歯以外の全身がとても健康で100歳まで全く問題なく生きられたとしても、歯が悪くなってしまい、食べるといつも口の中のどこかが痛かったり、もしくは食べたいものを歯が痛くて嚙み切れず、もう何十年も食べていない人生が続いている。
または、しっかり噛めて味がわかったとしても、食感がわからなくなってしまい、おいしさが半減してしまった人生になることを。

一つ目のたとえは、歯周病や根の病気があるとき、または入れ歯が合わない時に起こります。
二つ目のたとえは、インプラントを入れてしっかり噛めるようになっても、歯ごたえを楽しむための歯根膜という臓器がないために、元通りの食感は得られません。

また歯が悪いということは不便なだけでなく、様々な病気の原因となることもわかってきました。
健康な歯が多く残っているほど、健康寿命が長いこともわかってきました。

では、歯科検診で何をチェックすればよい状態で歯を残せるでしょうか?
厚労省のデータによると、歯を失う原因の一位が歯周病で二位が虫歯(う蝕)、三位が破折(歯が割れること)となっています。

歯を失う原因

参照元:e-ヘルスネット

また歯を失う年齢を見ると、歯周病で歯を失い始めるのが一般的には40歳以降に増え始め、65~75歳がピークになっています。75歳以降で歯を失う数が減るのは、それ以前に歯を失っており、残っている歯が少なくなっているためと考えられるでしょう。


参照元:e-ヘルスネット

この表から言えることは、歯を失う原因の1位である歯周病を悪化させないために、歯周病で歯を失う人が増える40歳よりも前に定期検診を受け、予防のためのクリーニングやメンテナンスを習慣にされることが効果的と言えるでしょう。
特に、今30代の方が75歳にになる頃には、医療費が高騰していたり、まだ引退せずに働かなければならないかもしれません。
将来を考えれば若いうちから歯科検診をお受けになり、専門家による予防のためのクリーニングやメンテナンスをお受けいただくことが費用対効果が高いご自分への投資であると言えるでしょう。

神谷町デンタルクリニックの歯科ドック・歯周病ドック

動脈硬化、糖尿病の悪化、心筋梗塞、血管収縮性痴呆、早産、低体重児
これらは全て歯周病が原因になったり症状を悪化させる原因となるものです。

お口の中の病気(虫歯、歯周病)を患うことにより日々の生活の質が下がるばかりでなく、粘膜の毛細血管よりお口の中の細菌が血液の中に入り込み、動脈硬化や塞栓の原因にもなってしまいます。

お口の中の状況や生活習慣は、日々、少しずつ変化していきます。人間ドックと同じように、年に一度の歯科ドック受診をお勧めいたします。

  • 1.CTによる三次元的レントゲン撮影により気になる症状がどの歯のどの部分が原因なのか、より的確にわかります。
  • 2.唾液検査の導入により、虫歯のリスク、被せ物の下での虫歯の有無、歯周病のリスク、重症度が分かるようになるだけでなく、今後のリスクも予測できます。(検査結果が出るまでには1-2週間ほどかかります)気になる口臭がある場合、虫歯によるものか、歯周病によるものかの断定ができます。
  • 3.お顔の非対称がある場合、かみ合わせや虫歯の再発が原因で噛み合わせの偏りが出ているかどうかの診断ができます。
  • 4.気になる症状が、経過観察のままで良いのか、治療したほうが良いのかの識別が可能となります。
  • 5.今後も健康で美しい歯を維持していただくための専門的なアドバイスをお受けいただけます。

さらに神谷町デンタルクリニックでは、今の状態が続いた場合15年後に歯周病で失う可能性のある歯の数を算定しております。

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