自分では気づきにくい「口臭問題」一緒に口臭を撃退しましょう!
公開日:2021.10.03
更新日:2022.01.08
みなさん敏感な「口臭問題」。
マスク生活にも慣れてきて私が喜んでいる事の一つは満員電車の中で周りの人の歯周病の臭いや虫歯の臭いを我慢しながら出勤しなくて良くなったこと。
自分の臭いに気づいてない人は多いと思いますが、お口が臭い人はたくさんいます!
口臭を気にしている人はきっとセルフケアも、歯科健診にも積極的に行ってる人がおおいと思います。問題は口臭を気にしてない人。その人達はまさか自分に口臭があると思ってないと思います。なぜなら自分の臭いは「順応」してしまい鈍感になってしまいます。また「口臭」はとてもデリケートな問題で周りからなかなか指摘されないからです。
家族間でも伝えにくい問題だそうです。
くさい空間、例えば生ごみの臭いやトイレの臭いがあったらどうしますか?きっと息を止めて速足で通りすぎてから息をするのではないでしょうか。そのくさい空間で長時間お話したり映画見たりごはん食べたりする事を想像してみてください。
もしかしたら自分の口の臭いは一緒にいる相手にそんな不快感を与えてるかもしれません。
私は訪問歯科で有料老人ホームに通っていた事がありますが、そこで「口臭問題」を目の当たりにしました。
都内の高級老人ホームでしたが訪問歯科を呼んでる入居者様は多くありませんでした。(まだまだ口腔衛生の大切さが浸透してなく残念)
寝たりの患者様や自分で歯磨きを出来ない患者様はケアスタッフが毎食後歯磨きをする予定ではありますが、、、
月1でお伺いするとお口の中は食べ物のカスで満たされ、プラークがべっとり付着しています。
私たちは患者さんのお口の中をきれいにするだけでなく、ケアスタッフに磨き方をお伝えすることまで仕事ですが、まずケアスタッフさんが見当たらない。
そしてケア方法をお伝えするのも心苦しいくらい忙しそうな介護現場。
しかしもっと問題なのはお口から食事を取れない胃ろうの患者様です。お口で食べ物を噛むことによって食物線維がプラーク(※)を落とし、唾液の自浄作用が働くのですが、それがまったく期待できない為、実はプラークがべったりとこびりつき口臭がきつくなります。
そして口周りの筋肉も硬くなってしまいケアするのも大変です。
部屋に入った瞬間からツーンと口臭がきつく、息を止めたいくらいですがそんな短時間で終わらないので我慢。その空間にはケアスタッフやご家族さえ寄り付かない現実。とても悲しくなった事を覚えてます。
その事実を知ってからは口臭で寂しい思いをする人がいなくなってほしいと思いました。
人から避けられる原因の一つになりかねない口臭問題。
こんな事で嫌われるなんてもったいないと思いませんか?
口臭を改善できる職業は歯科医師、歯科衛生士だと思ってます。ぜひみなさん口臭チェックにいらしてください。
口臭撃退コース
カウンセリング・レントゲン撮影、口腔内撮影・歯ぐきの検査・セルフケアのチェック・超音波による歯石除去、バイオフィルム除去
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週1回の歯石除去とバイオフィルム除去を3回
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※プラークは食べ物のカスではなく、細菌の塊です。粘着力性があるためうがいでは取れません。