全ユニットに口腔外バキュームを取り付けました。
公開日:2020.10.14
更新日:2022.01.08
この度、当院の全ユニットに口腔外バキュームを取り付けました。
歯科治療時に発生するエアロゾル(気体中に浮遊する微小な液体または粒子)は、デンタルユニットの半径10mにおよび飛散するといわれているため、当院は従来から完全個室で診療をしてまいりました。
新型コロナウイルスの感染リスクは高いといわれているため、より感染対策を徹底するために口腔外バキュームを全ユニットに取り付けいたしました。
口腔外バキュームとは
ARTEO社の「フリーアーム」は歯牙切削時に患者さんの口元で切削粉塵を瞬時に捕集します。
粉塵は知らないうちに体内に入り込みます。治療中の切削粉塵は、目に見えないほど微細なものであるだけに、知らず知らずのうちに、肺に取り込まれています。
これらの粉塵は、その大きさによって付着する部位が異なりますが、次第に肺に沈着し、人体に悪い影響を及ぼします。
健康的でクリーンな診療環境を保つために、役立ちます。
口腔外バキュームの導入により医師・スタッフへのエアロゾルによる汚染を防止し、患者さんの院内感染防止になります。
新型コロナウイルスだけでなく、様々な感染から患者様をお守りするために導入いたしました。