EDと歯周病について
公開日:2015.02.09
更新日:2022.01.08
日本においては、30歳以上の成人の方のうち、80%以上がかかっているといわれている歯周病。
歯周病が、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病の悪化、メタボリックシンドローム、また妊娠時においては、低体重児早産などのリスクが高まることについては、以前に比べると認知が進んできたことと感じます。
ところが、歯周病は、それらの病気以外にも、ED についても関連することが分かっています。
歯周病があると、歯周病がない方と比べて、3.29倍もEDの発症率が上がるといわれています。( ED の患者様の53%に歯周病があるそうです。)
これは、歯周病が血管内皮を傷害することにより、血管の機能に障害が出るからです。
神谷町デンタルクリニックでは、バイオフィルムの特性を考えた治療コンセプトと、マイクロスコープを併用することにより、歯周病の炎症のコントロールも、通常の治療と比べると短期間にて行うことが出来ます。
また、生活習慣が大きな要因となる病気ですので、炎症のない状態を維持していただくために、ライフスタイルに応じたフォローアップをさせていただいております。