噂のくわえるだけのマウスピース型電動歯ブラシを使ってみた

2021.4.16

1/8~1/11にかけてラスベガスで行われたCES(Consumer Electronics Show)で、院長が注文した「Y-Brush」というマウスピース型電動歯ブラシがやっと届きました。

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「Y Brush」 10秒のディープクリーニング歯ブラシって書いてありますね!
歯磨きが10秒で出来てしまうのか?だとしたら素晴らしい商品ですが、歯磨きの難しさを知ってる衛生士からしたらちょっと信じられないお話・・・

しかも電動ブラシといってもハンドフリーでくわえるだけとのこと。だとしたら歯磨きの方法やコツがないのでどんな人でも上手い下手なく磨けるという事です。そんな衛生士歓喜な歯ブラシ最高ですね!!

早速開けてみると…


まずは充電をします。
フランスの会社の商品なのでもちろんコンセントも海外仕様。

しかし家庭できっと1個はあるであろうmicroUSB Type-Bで充電が可能。
充電が終わったらこのように装着してブラシ部分に歯磨き粉を付けます。

モードは3種類で真ん中のボタンを押すと切り替えられます。
①ウルトラソフトモード15秒:上のライトが点灯
②ノーマルモード 10秒:上と右のライト2箇所点灯
③お急ぎモード 5秒:3箇所のライトが点灯

モードを選択したらくわえて真ん中のスイッチ長押しでスタートします。

「Y Brush」紹介動画

動画ではくわえるだけですが、くわえて噛んで、左右に動かしながら磨くことを推奨されているようです。
では早速使用してみましょう。
使用する前にプラークを染出してみました。(2日間歯磨きしないで頑張りました)

②のノーマルモード10秒で噛んで左右に動かしながら使用してみました。

うん!ぱっと見はきれいな印象です。
歯と歯茎の間(ポケット)のプラークがきれいにとれている箇所がたくさんあります!特に上の歯はほぼ完璧!
歯と歯の間のプラークは落ちていないのでフロスはやっぱり必要なようです。

全く磨けていないわけではないのでもしかしたら2~3回繰りかえせばきれいになるかも?
でも裏側はポケットのプラークがだいぶ残っていますね。

ただ、ほとんどプラークが取れなかった場所も。
もう一人のスタッフには
①のウルトラソフトモード15秒を噛んで左右に揺らしながら使用してもらいました。

使用する前のプラーク状況はこちら(彼女にも2日間歯磨きを我慢してもらいました)

彼女はインビザライン矯正中なのでアタッチメント(ノブ)周囲に磨き残しが目立ちますね。

プラークは薄くなってますがアタッチメント周囲は磨きにくい印象です。
しかし、前歯のポケットのプラークがきれいに取れている箇所がありました!

裏側のポケットのプラークは比較的苦手なようです。

結果

これだけでは歯磨きは不十分。残念ながら、でも予想していた結果となりました。
それでも予想していたよりはポケットのプラークが取れていました。
食べかすはとれていますし、忙しい朝やお昼などに使用するのはいいかもしれません。
ただ、夜にはお勧めしません。夜は従来の歯ブラシを使用して磨いてください。そしてフロスも忘れずに!

1mlの唾液の中には1億個、1gのプラークの中には1000億個の細菌がいると言われています。
寝てる間、唾液は減少しお口を開けて寝ていたりするのでお口の中は乾燥しやすく、そうすると細菌は増殖しやすい環境になります。その為、起床時の口腔内細菌数が1日の中で一番多くなると言われています。
なので夜の歯磨きとフロスでしっかりプラークを除去し細菌数を減らしておく事が重要です。