お口の中のバイオフィルム

2015.10.25

当たり前ですが、皆様の中に、「一日に一回も歯を磨かない」という方はいらっしゃらないと思います。

ですが、

「毎食後、きちんと歯磨きしているのに、どうして虫歯や歯周病になるの?」とお思いの方はいらっしゃることかと思います。

もしくは、「定期的に検診に言っているのに、悪くなるのはなぜ?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

正しい口腔ケアをすることは難しい!?

実は、正しい口腔ケアをする、ということは、意外と難しいのです。

そこへ加えて、喫煙の習慣がある場合、歯周病の細菌への感受性は、糖尿病にかかかっているのと同じといわれており、非喫煙者に比べて歯周病の進行が早く、また、治りにくくなっております。

また、歯並びが複雑なところがあったり、歯にフィットしていない被せ物や詰め物があれば、さらに難しくなります。

その上、歯周病が進行して、歯の根が露出しているところがあれば、さらにもっと難しくなってしまうのです。

口腔ケアを難しくしている原因

この、口腔ケアを難しくしている原因に、

⋆プラーク(歯垢)そのものが、歯と同じような色をしている⋆
ということと、

⋆お口の中は、目で見て確認できるところが意外と少ない⋆
ということがあげられると思います。

そうして、お口の中の細菌コントロールを語る上で欠かせないのが【バイオフィルム】です。

バイオフィルムとは、お掃除をサボった排水溝のヌメリや納豆のネバネバに代表されるもので、起床時にお口の中がヌルヌルするのも、【バイオフィルム】です。ひとたびバイオフィルムが形成されてしまうと、そこにさらに細菌が堆積されて行き、細菌の温床が形成されてしまいます。

「私の口に中にも、バイオフィルムが出来ているのかしら?」とお思いの方は以下の項目をちぇくしてみてください。

ひとつでも当てはまるところがあれば、すでにバイオフィルムが形成されている可能性があります。

バイオフィルム チェック

◆朝起きたとき、口の中がヌルヌルしている
◆朝起きたとき、口臭が気になる
◆歯みがきをしないで眠ることがある
◆日常のお手入れは歯ブラシだけで、フロスを使用していない
◆日常のケアは歯ブラシだけ
◆いびきをかく、または口を開けて眠る
◆日常的に、清涼飲料水や砂糖やミルクの入ったコーヒー、紅茶を飲む  ことが多い(100%果汁ジュースも含む)
◆治療したことのある歯が多い

いかがでしたか?皆様のお口の中は、大丈夫でしたか?

もし、上記の内容があてはまっても、今後、習慣を改善していただき、歯科医院で歯石除去だけでなく、バイオフィルム除去のクリーニングをお受けいただけますと、健康で美しいお口元を維持していただけます。

そのうえ、定期的に専門家のクリーニングをお受けいただくことで、日ごろのお手入れがしやすくなります。(当院でも、健康の意識の高い方々や、日ごろのセルフケアに不安のある方々は、毎週、バイオフィルム除去のクリーニングにお見えになる方もいらっしゃいます)。

ぜひ専門家を味方につけて、いつまでも若々しさと美しさを保ち続けてください。