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抜歯にかかる時間と期間はどれくらい?

公開日:2016.12.07
更新日:2023.02.11

通常虫歯や噛み合わせの治療では歯を抜かずに治療をおこないますが、まれに抜歯、つまり歯を抜かなければならないケースがあります。

たとえば虫歯が神経まで達していたり、噛み合わせや矯正治療において抜歯した方が良いと判断した場合が当てはまります。

いざ抜歯をすることになったら、どれくらいの時間がかかるものなのでしょうか。

プライベートな予定や仕事のスケジュールがあるときは抜歯のタイミングが心配になりますよね。また、どれくらいの期間、歯科医院に通わなければならないのかも気になるところです。

今回は抜歯にかかる「時間」と「期間」をみていきましょう。

抜歯をする場合、自費診療と保険診療で抜歯にかかる時間や期間は大きく変わります。
自費診療のアプローチはさまざまなので、神谷町デンタルクリニックにおける自費診療を例にご紹介します。

抜歯の手順

抜歯の手順は、大まかにいえば、麻酔をして歯周靭帯というものを切除するところから始まります。歯周靭帯とは歯根膜とも呼ばれるもので、歯の根っこと歯の骨の間に存在している線維状の組織のことです。これを切除してから抜かないと歯茎が傷つくことがあります。

まず、ヘーベルというものを使って、てこの原理を用いて歯を持ち上げます。次に鉗子でつかんで引き抜いて歯を抜く工程は終了です。その後、悪い組織を取り除いて、止血をして完了です。

1回の抜歯にかかる時間

では、これらの抜歯は、どれくらいの時間がかかるのでしょうか。

抜歯自体にかかる時間はおよそ10~15分ですが、麻酔から抜歯後の消毒の時間までトータルでは30分から1時間が一般的です。

しかし、場合によっては、1時間以上かかるケースもあります。より複雑な抜歯は、それくらいの時間がかかってしまうのです。

抜歯にかかる期間は?

いきなり歯医者に行って抜歯をするわけではありませんよね。

かかりつけ医院での定期診断で抜歯せざるを得ない虫歯が見つかったり、急な痛みで抜歯せざるを得なくなった場合などケースはさまざまですが、まずは歯医者で診断を受ける必要があります。

さまざまなケースの場合でも、抜歯にかかる期間や通院回数は保険診療と自由診療で大きく変わります。

保険診療の場合の抜歯にかかる通院回数や期間

まず、保険診療の場合から見ていきましょう。

抜歯の方法によっても異なってきますが、抜歯のときに歯茎を切開する場合、手術後に縫い合わせるため後日に抜糸が必要になります。この場合は通院する必要があります。およそ一週間後に抜糸することが多いようです。また、抜歯後の翌日に消毒をすることもあります。

このような場合、最低でも3回の通院が必要になります。
また、抜歯後に差し歯をする場合は、傷が治ってから作り始めることも多いといわれています。義歯の場合は、一か月くらい待ってから作り始めます。抜歯にかかる時間と期間は、歯の生え方や術法によって大きく異なってきます。

自費診療の場合の抜歯にかかる通院回数や期間

自費診療のアプローチはさまざまなので、あくまで神谷町デンタルクリニックでの治療回数や期間としてご紹介いたします。

当院は患者様の歯を残すことに全力を尽くしていますので、できるだけ抜歯をせずに自分の歯を残すような治療をおこないます。ですが、どうしても抜歯をしなければならない場合があります。その時は抜歯を行います。
当院では、どのような症状の方もまずは初診にお越しいただいています。

初診時にCT検査をはじめとした各種検査の上、治療のご提案、お見積もりの作成をおこないます。抜歯が必要な場合、抜歯本数にもよりますが通常は通院回数1回で治療が完了します。

また当院は海外からの一時帰国や遠方からお越し頂く方が多いので、初診当日に治療を開始したい方には、事前のメール相談にて治療回数や費用の概算をお答えしております。

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初診当日に抜歯もおこなう場合は、治療回数は初診を含め1回の通院で済みます。初診が約2時間となりますので、治療時間にもよりますが抜歯もおこなう場合、2時間半~3時間ほどになります。
かかりつけの歯医者で「インプラントにするしかない」と言われた方が「自分の歯をどうにか残せないか」と悩んで当院にお越しいただくケースが増えております。

セカンドオピニオンや歯を残すためにできることを知りたい方は、ぜひ一度初診にお越しください。

神谷町デンタルクリニックは、あなたの歯を残すことに全力です。

安心して受けられる治療方法を選びましょう

最も大切なのは、自分の状況に合った歯科治療を受けることです。信頼のおける歯科医院を探して、抜歯をぜひスピーディに、かつ、丁寧におこなってもらいましょう。

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