ご予約・お問合せ

抜歯後に歯茎が腫れた!どうすればいい?

公開日:2016.12.07
更新日:2022.01.08

親知らず以外は、なるべく抜歯せずに歯を残せることが理想的です。

親知らずなどの抜歯をした後、歯茎が腫れることがあります。そして、歯茎が炎症して痛みを感じることも。抜歯後は、麻酔が切れて、痛みがやってくるため、痛み止めなどを飲むことがありますが、歯茎が腫れるとなると、きついですよね。

そこで今回は、抜歯後の歯茎の腫れについて、その原因と対処法を見ていきましょう。

抜歯後に歯茎が腫れるのはなぜ?

歯を抜く治療を行った後は、どうしても痛みや腫れが出ることがあります。

でも、どうしてもこのような痛みや腫れが起きるのでしょうか?

通常、抜歯後の痛みや歯茎の腫れは、抜歯後1~3日くらいに起きる現象といわれています。抜歯後も、まだ炎症が治っていない状態です。

また、抜歯を行う方法としては、歯茎を切開して場合によっては骨を削り、歯を抜くといった手術もあります。よって、その影響で、周辺の組織が腫れることがあります。

これによって、頬が腫れるまで炎症が広がることもあります。

抜歯後の歯茎の腫れの対処法

このように、抜歯の後、歯茎が腫れたり、その影響で頬がふくらんだりした場合、どうやって対処すればいいのでしょうか。

基本的に、抜歯後、痛みや腫れが出るのは普通のことだといわれています。

そして、1~3日ほど経過したあたりが腫れのピークです。その後自然に痛みや腫れがおさまるのが一般的です。ですので、抜歯後に痛みや腫れが出て、異常ではないだろうか?と感じたのであれば、いったんは、問題ないので、安心してください。

抜歯のときに骨を触るなどした場合、2週間ほど腫れが続く場合もあります。

もし、炎症が続いているのであれば、歯科医院で抗生剤が処方されることもあります。
普通は、抗生剤を服用しながら様子をみることになります。

もし痛みや腫れが強くなったら?

もし痛みや腫れが強くなったら?

しかし、例外はあります。

腫れる場合、抜歯後2~3日が腫れのピークですが、それを過ぎても、痛みや腫れが一向に引かず、悪化しているケースです。この場合には、抜歯をした歯科医院をすぐに受診したほうがいいでしょう。

この場合、歯を抜いた後、再感染したり、何か抜歯後に取り残しがあって感染が残っていたりすることが考えられます。この状態を放置すると炎症が進んでしまうので、一刻も早く治療を受けたほうがいいです。

抜歯後に起きやすい「ドライソケット」とは?

抜歯後、痛みが強くなっている場合、「ドライソケット」であることが多いようです。

これは、抜歯後の穴に満たされている血の塊が、すっかり取れてしまい、骨が露出することで生じる痛みです。通常、この血の塊によって穴がふさがりますが、それが取れてしまうと治りが遅くなるというわけです。抜歯後、気になるからといって、頻繁にうがいしたり、傷に圧をかけて吸ったり、傷口を触ったりしないように気をつけましょう。

抜歯後の歯茎の腫れや痛みは仕方のないこと。症状がやわらぐのを待ちましょう。1~3日経っても腫れや痛みが弱まらない場合には、無理をせず、歯科医院に相談しましょう。

抜歯、という選択をする前にご相談ください

抜いてしまった歯は、元に戻せません。
神谷町デンタルクリニックでは、親知らず以外の歯を抜歯と言われた場合、抜歯しなくても大丈夫かどうかのセカンドオピニオンもお受けしております。

  • できるだけご自分の歯を長く残したい
  • 最善の歯科治療を受けたい
  • 神経を取らなければいけないと言われた
  • 根の中に穴が開いているため、治療ができないといわれた
  • お薬の関係などで、外科手術を避けたい
  • 他院で抜歯と言われたが、できるだけ歯を残したい
  • 治療しても、何度も再発を繰り返す

根の治療は再発を繰り返すほどに治癒率が下がってしまうので、早期の治療の実施をお勧めいたします。
イニシャルトリートメント(最初に神経を治療する時)の確実性がその後の再発リスクに関わってきます。

神谷町デンタルクリニックの根管治療では徹底的な衛生管理、ラバーダムの使用、マイクロスコープによる精密治療により、
大抵の根の治療は通常2回で被せ物を装着することが可能です。(歯根吸収が著しい、根の湾曲が大きい、以前の根管治療の金属片が深く刺さっている、などの難症例においてはこの限りではありません)

この記事をシェアする