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Q根管治療の痛みはありますか?

A

歯の歯髄という神経が入っている管に治療を行う根管治療。非常に痛みを伴うこともあるといわれています。
根管治療中に痛むのはもちろん、根管治療後にも痛みが出たり、腫れたりすることもあるようです。

神谷町デンタルクリニックの根管治療は痛みが少ないと患者様にご好評をいただいております。
マイクロスコープによる精密な治療と、徹底的な衛生環境で再発リスクの少ない根管治療を行っております。

もし治療後に痛む場合、歯を支える組織が炎症を起こしている可能性があります。
炎症を起こすと、どうしても痛みや腫れが生じるため、症状として出てきてしまうのです。

ラバーダムを使用せずに根管治療を行った場合、新たな感染が起きることもあります。

また、顕微鏡などで精密に確認して完全に根の中を綺麗にしておかないと、感染した部位にある古い薬がやがて根の先に押し出されてしまうことも、新たな感染の原因の一つと考えられます。歯の根っこ部分はとてもデリケートなのです。

しかし、このように再度炎症をきたすケースのほかに、とくに問題なく治療が終わり、支障が起きていなくても、ものを噛むと痛みや違和感を生じることがあります。根管が無菌的になっていれば、一週間ほどでおさまるといわれています。

治療中や治療後も同様に、ラバーダムを使用して無菌的に治療していても、根の先へのお薬や器具の刺激で一過性の痛みが出ることがあります。
一過性のものであれば、特に問題はありません。そのまま気にしないのが一番ですが、もし耐えられないほどの痛みであれば、歯科医院に相談して鎮痛剤を処方してもらいましょう。

院長コメント

一番初めに神経が虫歯に侵されてしまった場合、感染の原因となる細菌は4種類程度と言われています。
それが、根の中に唾液が一滴でも侵入することによって、お口の中の300種類以上の細菌が入り込み、感染が複雑化される原因となります。

当院ではマイクロスコープで覗きながら肉眼では確認が難しかった根管の汚染した組織を、ラバーダムを必ず使用しクリーニングします。
根の治療(根管治療)時にラバーダムというゴムのカバーを使用した場合、治癒率は96%という報告があります。(何度も再発した歯に関しましては、再発を繰り返すごとに、残念ながら治癒率は低下してしまいます。)

一方、ラバーダムを使用しなければ50~70%の歯が再発しているというデータもあります。
この場合の50~70%という数字は、治癒率ではなく、再発率です。

当院では、根の治療(根管治療)には、必ずラバーダムを使用いたします。
ラバーダムを使用しないということは、細菌に汚染された環境で手術を行うのと同じことを意味します。これでは、手術は成功しても、再発リスクが非常に高いです。

根の治療は、もともと細菌がいなかった場所にアプローチするという点で、外科手術と非常に似ています。
ですので、根の治療のためには、必ず手術室の環境を作った上で、治療に臨みます。

その他のよくある質問